執筆者:中島正博
はじめまして。
マーケター/コピーライターの中島正博です。
今日は弊社のミーティングのお話をしようと思います。
ミーティングについての悩みを抱えている企業や
担当者の方は多いと思いますので、
少しでもお役に立てばと思います。
ミーティング、いくつありますか?
あなたが今、レギュラーで参加しているミーティングは
いくつありますか?
私は5つです。社内研修も合わせると6つです。
どんなミーティングかというと
・営業戦略会議(毎週)
・集客戦略会議(毎週)
・CS(クライアントサクセス)ミーティング(月1)
・zoom/セミナールーム運営ミーティング(月2)
・制作ミーティング(毎週)
・社内研修(毎日)
私がファシリテーションを務めることが多いので
必然的に参加するミーティングが増える、
という側面もあるのですが、
おそらく弊社のスタッフは1人3〜4つのミーティングには
参加していると思います。
感覚的には、かなり多いのではないかと思います。
ミーティングはチームの成長に必須
「そんなにたくさんミーティングは必要?」
「無駄な会議が多いんじゃないの?」
と思われるかもしれませんが、
それは違います。
弊社のように、リモートワークを多用したり、
異なるキャリアの人材が集まっている会社にとって、
ミーティングは一人一人のスキルを共有する場所であり、
同時に社内教育の場でもあります。
弊社はオンラインミーティングサービス「zoom」を使った
配信サポート事業と、
セミナールーム運営事業も行っています。
たとえば、このホワイトボードは、
セミナールームの事業をより良くするためのミーティング
「zoom/セミナールーム運営ミーティング」
というミーティングの中での一幕。
質の高いミーティングを目指して
弊社のミーティングでは、キャリアや経験値に関わらず、
「一人一人が主体的に意見を言うこと」が
大切だというのが共通の認識です。
この日のミーティングは、「セミナールームの利用者さまを増やすには
どうすればいいのか?」という議題。
弊社は質の高いマーケティング戦略のご提案を強みとしており、
社内でも戦略の話が頻繁に飛び交いますが、
このミーティングでも
「セミナールームのお客様は、どんな方なのか?」
をいくつか書き出した中で、
お客様のパターンを2つに絞って議論を進めることになりました。
マーケティング戦略立案の基本的なフレームワークに
3C分析というものがあります。
3CとはCustomer(お客様)、Company(自社)、Competitor(競合)
の頭文字で、マーケティングを考える際に
考慮しなければいけない3大要素のことです。
この会議ではCustomer(お客様)について深掘りをしたわけです。
多くの会議は、テーマが「お客様を増やすには?」であれば
いきなり「チラシを作ろう」「HPを強化しよう」と言う感じで、
手段やツールの検討から始ま流ことが多いと思います。
しかし弊社は「そもそもどういったお客様に、
どんな目的で使っていただいていて、
どんな理由で他社ではなく自社をお選びいただき、
どんなことに満足したり、あるいは不満足しているだろう?」
と、お客様像の深堀から入って、、
ベテランスタッフから若手スタッフにマーケティング視点を
レクチャーしながら会議が進んでいきます。
つまり、ミーティングは課題解決と社内教育を
同時に行う場になっているのです。
ミーティングに大切なのは形式ではなく一体感
会議やミーティングはややもすると、
「偉い人の意見をみんなで聞いて、
各自のタスクを決定し(往々にして押し付け合いになるw)、
その進捗を報告する場」
という、形式的な時間になってしまいがちです。
しかし、今の時代は社内コミュニケーションツールも
便利なものがさまざまにありますから、
意見を発信したり、進捗を共有するだけなら、
関係者がわざわざ集まる必要はあまりありません。
実際に人が集まらないとなかなかできないのは、
立場やキャリアの垣根を越えて意見を出したり、
わからない人にわかる人が教えてあげるような、
組織の一体感を生み出す会議ではないかと思います。
今日は、弊社のミーティングのスタイルや工夫についてお話ししました。
御社のミーティングの改善のヒントになれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。