執筆者:飯田隆司
はじめまして。
MEでは、主にコーディング・ワードプレス構築・サーバー管理を担当している飯田と申します。
今回のテーマである「伝えかた」ですが、常日頃から意識はしているものの、その時の状況や相手との関係性など自分の意図通りに進まないことの方が多いと感じていますが、皆さんはどうでしょう?
そこで、自分なりに気をつけている点をいくつかご紹介したいと思います。
何かしら「ヘぇ〜」とか「少し意識してみるか」と感じていただければ幸いです。
その1:相手のリテラシーを把握・意識する
MEにジョインする前の職場ではWebディレクターをしていたので、クライアントとの打ち合わせや社内外の制作チームとのミーティングなどを頻繁にしていました。
※ME内ので自分のポジションは「裏方」なので、クライアントと折衝する機会はほぼ無いのですが・・・
「リテラシー」とは、本来「読み書きの能力」といった意味で使われていた様ですが、現在では「与えられた材料から必要な情報を引き出し、活用する能力。応用力」といった意味合いに変わってきています。
例)ネットリテラシー = インターネットを正しく使いこなすために情報を適切に選び、トラブルを避けるための知識や能力
制作チームや社内での打ち合わせでは「共通言語」で話せたりするので、そこまで気を使わなくてもこちらの意図は伝わります。
しかし、クライアント相手となると途端に難しくなります。
業種・業界が違えば、知識が違って当然のこと。
自分も、相手の業界の事を知らない状態で専門用語を並べられても話している内容が入ってきませんし・・・
その2:相手に合わせた「例話」を考えてみる。
なるべく相手に分かりやすく伝えるために「例話」を使う事が多いです。
相手の業界・業種の話が分からなければ、趣味や趣向でもいいです。
「共通言語」を探し、それに準えた「例話」をする事で相手との距離感や認識を共有できたケースが多くありました。
誠意を持って接すれば、大抵の場合は大丈夫でした!(雑ですみません)
※ごく稀にですが、にわか知識でかえって相手からの印象が悪くなるケースも考えられますが・・・
とは言え、コミュニケーション能力やトークスキルはあるに越した事はないので、もっと身につけていきたいです。
MEには、その手の能力が高い人が多いので、しっかり(こっそり?)盗んでいこうと思ってます。
まとめ
「リテラシー」とか「例話で〜」とか書きましたが、バリバリの営業マンにしてみたら全然大した事はないです。
自分は技術職の傾向も強いですし、そこまで必要なスキルではないのかも知れません。
しかし、「コロナ渦」においては対面で接するよりもZoomや電話、チャットといった「非対面」でのコンタクトが多いご時世です。
どんな業種・業界の方でもコミュニケーションのカタチが変わってきていると思います。
対面では「1回」で伝わっていた事も、複数回のやり取りが必要になっているといった事も・・・
「言った」「聞いてない」を防ぐためにも「伝えかた」を意識していきたいと思います。